休学日誌#21「ガッコウ、行くよ!」

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半年ぶりに学校に行きます

カクカクシカジカ色々あって学校に行ってきた。

休学を始めたのが去年の9月からだから大体半年ぶりの登校ということになるわけだけど、ずっとオンライン授業で3年なのに実質半年しかキャンパスライフを送っていないので「久しぶりの学校楽しみだなぁ」なんてことを思うはずもない。灰雲が覆いかぶさった寒空の下、ただただダルダルな表情を浮かべながら通学路を歩く。

家から大学までは大体1時間半ほどかかる。90分もの時間を「移動」に使うなんて非常にもったいないのだけれど、僕は2つ以上の事を同時に行うとそれぞれの効率が5分の1に落ちるシングルタスクマンなので「移動」と「勉強」は共存できない。
歩きながらテキストなんて読んでいいたら電柱にぶつかりまくって頭が鏡餅みたいになって死んでしまうだろうし、電車の中で本やらテキストやらを読んだりしても周りの音が気になってどうにも集中できない。

ので、

しょうがなくだまーって音楽を聞いていた。「移動中」に「音楽を聴く」っていうのもマルチタスクといえばマルチタスクなのかもしれないが、入院食ぐらいとっても薄味なマルチタスクなので不器用な私でも難なく卒なくこなせる。

ちなみに最近の僕の中の流行りは宇多田ヒカルthe pillowsだ。

宇多田ヒカルは正確に言うと今が旬の流行りと言うわけじゃなくて、初めて音楽プレーヤーを持った中学生の頃から聞いている常連。ファンの1人ではあるけれど、ずーっとハマっているというわけでもなく、いつの間にか出来上がっていた「宇多田ヒカル→椎名林檎→宇多田ヒカル→椎名林檎→etc。。。」という大体3ヶ月ぐらいで切り替わる自分の中のプレイリストが、ちょうど宇多田ヒカル期に差し掛かっていたという話。
この頃よく聞いてるのはtraveling。個人的万年レコード大賞はautomaticと荒野の狼とCOLORSと光とPassion、大賞にしてはちょっと多いな。

the pillowsの方は日本のロックバンドで有名なのは「Ride on shooting star」とか「Funny Bunny」とかだろうか。彼らの楽曲をエンディング、劇中歌に挿入してるフリクリというカルトアニメを久しぶりに(といっても1ヶ月前だけれど)見たらハマってしまった。つまり辞書に載ってるくらいの典型的「にわか」なのであまり多くは語れない。それを踏まえて個々最近好きで聞いているのは先に上げた2つに加え「LAST DINOSAUR」と「LITTLE BUSTERS」。まー ザ・にわかプレイリストと言っても差し支えないようなラインナップだがまぁ良いでしょう。

一周50分ほどの、マイトレンドプレイリスト「あ」を1.5周し気づけば校門の前。ここからはオフレコ

レコーディングを再開。

まぁ特になんの懐かしさも感動も覚えずやることを終え帰路につく。

大学は春休みで故に生徒がいるわけもなく、もちろん友達とも合わなかった。(あれ、大学に友達いたっけ?

たまたま、見知らぬ大学1年生二人がいたので適当に話したんだけど、なんだかみんな目に光があって輝いている。1年生は色々な夢があって良いなぁ。

彼らいわく「何も考えてないですーっワハハハッ」状態らしいんだけど、その心の余裕を僕にも分けてくれ

大雨大雪高速閉鎖

そしてここからが問題である。

なんだか雨が激しくなってるなぁとは思っていたけれど、まさか高速が閉鎖されるとは。

東京は大雪らしいし、こっちはこっちで氷が降ってきた。

帰り道もおんなじプレイリスト「あ」をBGMに、と思っていたんだけれどこれじゃ気持ちよく聴けないよ

東横インも考えたけど、頑張れそうだったので、イルミネーションのような長ぁーーい渋滞の列に加わること4時間。

セブンよりファミマのコーヒーが美味しいこと。コーヒーとじゃがりこを一緒に食うとすっごく美味しいこと。渋滞にハマった時は利尿作用の高いコーヒーなんて飲んじゃいけないことを学べた。

なんとか家に帰ることはできたけど、もう二度と渋滞なんてゴメンだ。二度と学校なんか行くもんか。

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