休学日誌#22「シン・キュウガクキカン」

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鋭意ケイゾク中です

だいたい2ヶ月位やねうらの更新が途切れ途切れだったので、今回はその言い訳反省についてちょっぴりと今後の休学生活、そしてブログの更新頻度について書きたいと思う。

まず、ブログの更新が途切れ途切れになったワケについてなのだけれど、2割はFF7リバースの所為、1割は勉強の所為、そして残りの全てはサボりだ。

2024年、私が最も期待していたゲームタイトルであるFF7リバースのボリュームが思っていたより数倍マシマシ過ぎて終わる気配が全く見えず、ようやく終わった後時、すでに私の頭の中は「めんどくさい怪獣」に支配されていた。。。

と、そんな具合。

で、今後の休学生活について

確か1月の休学日誌の中で「今後は今後の社会生活で役立ちそうな”プログラミングとドローン”、そしてそれらのアウトプット的にこの”ブログ”を集中的にやってきたい」なんてことを書いていたと思うのだけれど、あれは嘘だ

あぁいや、嘘はついてない。

この3ヶ月の間で色々と心境の変化があって「自分の心からやりたいこと」をようやくみつけられたので、今後は(といっても後4ヶ月ほど)はその「自分が心からやりたいこと」だけをやっていくつもりだ。

ブログの更新頻度については、サボりの反動の所為か、自分のやりたいことを見つけられた興奮故か、ブログを始めたときぐらいの限りない執筆意欲があるし、リマインドしてあるネタもズラズラとあるので3,4月のような月一更新にはならないと思う。

けれど、最優先は「自分のやりたいこと」であるので2月のように2日に一回とかは無理かもしれないが、まぁサボりにならないように更新しては行くつもりだ。1週間に3回とか決めても守れた覚えがないのでここらへんは適当にぼかしておこう

さて、この記事で書きたいことはもうこれで終わってしまったのだけれど、これではあまりにも内容が薄すぎるので「自分が心からやりたいこと」を見つけたきっかけについて少し書いてみようか

モノローグとダンボール

モノローグ

さて、もうこれで何度目になるかわからないけれど、もう一度私の休学の目的について確認したい。

それは、「自分のやりたいことを見つける」だった。

いや、違う。そんな見栄えのするような意思や心を持って休学をしたわけじゃ無い。

正直に言おう。休学は「逃げ」だ。

夢も目標も何も無い一人の大学生が、およそ9ヶ月前に人生において一番大きな岐路「就活」にいきなり放り出された結果、

そこから泣いて喚いてのたうち回った挙げ句に「休学」という逃げ道を見つけた。それが本当のプロローグであり、ここだけのモノローグ。

今までの休学日誌やらで書いてきたことの全否定とも言えるかもしれない。けれど現実の等身大の私はこういうヤツである。

とはいえ、「自分のやりたいことを見つける」という気持ちがまったくなかったわけじゃ決して無い。

自分の行く先々に「自分の夢の材料」みたいなものが”絶対に”落ちていてそれを見落とさないようにしようという気持ちは常に心のなかにあった、

でも次第にそれは、ある種の強迫観念みたいなものに変化していき、何をするにもどこへ行くにも「夢を見つける」のではなく「これが自分のやりたいことなんだ」あるいは「これが夢の始まりなんだ」と自分に言い聞かせるようになっていった

実際、どこに行っても誰と話しても、結局自分の心に嘘をつき続けるだけで「自分が心からやりたいこと」は全く見つからず。

それもあってか、ここ2ヶ月ほどは、英語やらプログラミングやらドローンやら「これから社会で役に立つであろうスキルをとにかく身につける」という聞こえだけは良い日々を過ごしていた。

けれど、実際は自分に大嘘をついてただ逃げているだけだった。

ダンボール

ある日のこと、Pythonというプログラミング言語とTelloという小型ドローンと段ボールを組み合わせてUFOキャッチャーを作ろうとした。プログラムもきちんと書けたし段ボールで作ったUFOキャッチャー台も頭の中のイメージをそのままに抽出し上手く作ることが出来たのだけれど、

Telloの姿勢制御の核を担う下方カメラ(センサ)と私の部屋の床との相性が致命的に悪く(木目などはっきり模様ができてるとこだと上手くいく)、蛍光灯に特攻する虫のように壁という壁に超速でぶつかりまくったので結局UFOキャッチャーはお陀仏に。

9ヶ月前はプログラミングのプもできなかったヤツが、(私の部屋以外では)きちんとドローンを制御できるプログラムを1から作り上げることが出来たというのはものすごく快感だったのけれど、その時私が一番興奮したのは段ボールでUFOキャッチャーの台を組み立てることだった。

私はセロハンテープやらガムテープやらでベタベタ貼り付けるのが大嫌いなので、テープ類を一切使わずUFOキャッチャー台を作り上げた。

接着剤を使うのが嫌いというのは中学1年の時「日本の木造建築」とか「宮大工の技法」とかいった本を読み漁り、彼らの持つ「美しい加工技術」に心底魅了されたのがきっかけだろう。

思い返してみると、「モノを作る」という行動に関して嫌な思い出が一つももない。レゴブロックやら粘土やらプラモデルやら小さい頃から「モノを組み上げる」ということに関して言えばそれなりに上手くできる子だったし、全科目の中で一番大きく長いあくびが出てしまう数学だって「空間図形」だけはめちゃくちゃ楽しかった。

そして何より、「頭の中のイメージが現実世界で形になる」というコトがたまらなく好きだ。

どうして今までこの事に気づかなかったのだろう。灯台下暗しとはまさにこのこと。

どこかしこを探しても一向に見つからなかった「夢のカケラ」いや「夢そのもの」は休学を始めるまえからずっと私のそばにいてくれたのである。

本当に本当になんて遠い回り道

なんとも話が出来すぎているようだけれど、これはちょうど一ヶ月前、私が体験したノンフィクションだ

シン・キュウガクキカン

じゃ、これから一体何をするんだということころが全く抜け落ちていたと思うのだけれど

それはいずれ「カタチ」になってから声に出してみよう。6月には取り上げられるのではないかと思う。

けれど、少しばかり気にかかるのが残りの休学期間だ。

私の休学残高は夏休みを入れて残り3〜4ヶ月ほど、それだけあれば実現したいことをある程度のカタチまで持ってこれるとは思うけれど、問題なのは就職活動である。

私の本来の卒業年は2025年。つまり25卒になるわけなんだけど、その25卒の内定率が2024年4月の時点で40〜50%くらいと日経か何かの記事に載っていた

つまり、大体半分くらいの就活生が3年の終わりごろには既に就活を終えているというわけ

いや早すぎん?これが現代のジョウシキなのだろうか

今は全くと言っていいほど就職活動に関心がないけれど、去年と同じならもう既に私の現在の就活ナンバリングー26卒ーのサマーインターン選考やら就活生のためのセミナーやらが毎、毎、毎日のように開催されているはずだ。

自分のやりたいことは見つかったけれど、見当違いの仕事に就職してしまったらこれまでの血と汗と涙が水の泡である。

今は去年の今頃と違って授業とそれに関連する準備やら課題やらと大きな大きな将来についての悩みを抱えながら就職活動を行うわけじゃないので、並行してできないわけじゃないけれど、わがままな話、今は「自分のやりたいこと」に一所懸命でありたい。

けれど、やっぱりどうしても気になってしまう。

いくら早期就活の時代とはいえ、なんだか就活をするために大学に行っているような気がしなくもないなぁ。いや、それはあながち間違っていないのだけれどなんだかなぁ

最悪(最高?)、もう一年休学を延ばすという選択肢もあるけれど、、、まぁ今は別に考えなくてもいいか。

とりあえず、いまやろうとしていることがカタチになれば今のところ悔いはない。

さて、今回の休学日誌は(最後が少しばかりしんみりしちゃったけれど)「やりたいことが見つかったよ」というこれまでの休学日誌の中で一番明るい日記でした。

のこり3ヶ月、もしかしたら15ヶ月、がんばろう

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