【休学日誌】#3伊豆おてつたび編③「松崎巡り」

静岡県賀茂郡松崎町”彩雲俺の家”でのおてつたびであったこと・感じたこと・行ったとこ

目次

松崎巡り

今日は初めての休日!!ほんとは2回目なのだけれど(1回目は初日の到着日に充てられている)細かいことは良いのだ。

一日中フリーーー!!とても心地が良い響き。

ウキウキドキドキ堂ヶ島

堂ヶ島は初日のバスの車窓から見たときから絶対行くと決めていたスポットだ。

なんとこの堂ヶ島。干潮の時だけ島へ続く道が現れるのだ。トンボロ現象というらしい。まるでモーセの海割りのごとくといえばだいぶ語弊があるかも知れないが、兎にも角にもこれを聞いて興奮しない人などいないだろう。

堂ヶ島へ行くには松崎でバスを乗り換える必要がある。

運賃
雲見ー松崎530円
松崎ー堂ヶ島230円
料金はこんな感じ

きっとバスの運転手さんはきっと私の二タニタ顔を見てすこしばかりの恐怖を覚えたに違いない。

バスに乗っているときも「その光景を思い浮かべては早く着かないかな」と心が踊っていた。

し  か  し

「今日は堂ヶ島へ渡ることは出来ません」
それは看板と言うにはあまりに大きすぎた。大きく、分厚く、重くそして大雑把すぎた。。。

そう堂ヶ島は台風の影響によって封鎖されていたのだ。。。

堂ヶ島にほど近い「洞窟めぐり遊覧船」が運行休止になっていたので少しばかり悪い予感はしていたのだが。。。意気消沈とはまさにこのこと。ほんとに勘弁してよ。。。

遠くから見ることは出来たので、涙を浮かべながらのワンショット。いつにもまして撮り方がとっても雑なことから私の落ち込み具合が感じ取れる

松崎へ

堂ヶ島封鎖の1件でメンタルブレイクしてしまった私と友人は気づけば近くのビーチに座っていた。笑顔あふれる海水浴場と私達のコントラストはきっと雪と墨のごとくみえたことだろう。

しかし、折角の休日を棒にふるわけにもいかないし落ち込んでいても仕方がない。。。のでとりあえず途中通った松崎町まで戻ることにした。

レトロな明治商家中瀬亭

トボトボと力なく松崎町をほっつき歩いていると明治商家中瀬邸というところにたどり着いた。明治のすごいお金持ち”依田直吉”の邸宅だそうだ。
入館料はタダ

邸宅内には、当時のレコードや双眼鏡、絵画が飾られていた。GWに東京のタワレコでレコードプレーヤーを持っていないのにレコードをジャケ買いしてしまったのをふと思い出した。

更に奥へ進むと、これまたレトロな家具が雑に配置されていた。個人的にはこういうレトロ雑貨は大好きで持病の収集癖にビビッと来る物がある。

ちなみに右上のようなカセットウォークマンは中3のときにGalaxyS7Edgeを買ってもらうまでの愛用品だった。どちらも私のガシェット人生に名を残す名機

その横にはたくさんの映画・ドラマのポスターが。松崎町はよくロケ地に使われるらしい。

なまこ壁通り

つぎになまこ壁通りに向かった。べつになまこがたくさん引っ付いてるコズミックホラーな壁があるわけじゃない。(ちょっと期待していた

これについては写真を見てもらって方がわかりやすいだろう。

このバツバツの模様の壁がなまこ壁だ。職人のおっちゃんの顔も真剣

横の水路にはニホントカゲがいた。松崎に来てから彼らを見かけることがとても多い、それだけ自然豊かということなのだろう。友人によるとこれは幼体でなかなか見ることが出来ないらしい。

長八美術館

次に向かったのは、長八美術館だ。ここは漆喰鏝絵で知られる伊豆の長八の作品を主に展示している。
入館料は500円。

左の写真は裏手から美術館に入ってすぐのところにあるトンネル?なのだが、なぜだが「時計じかけのオレンジ」のホームレスに襲われるシーンが頭に浮かんだ。

漆喰鏝絵と言われてもイメージが湧かないと思うので、これも写真を見てもらったほうが早い

とはいったものの写真だと分かりづらいかも。これは私の取り方が悪い

普通の絵画のように見えるが漆喰を塗り重ねることによって絵に立体感が生み出されている。3Dの絵画といえばわかりやすいかも知れない。途方もなく繊細、それでいて見るものを圧倒する迫力を持つ作品群はとても美しかった。

美術館員の方もとても親切なのでぜひ行ってみてほしい。

和食邸 心

美術館を出ると時刻は12時。そろそろお昼時である。気温33度の中ずっと歩いていたし、朝ごはんをすっぽかしてしまったのもあってお腹の虫がウォーミングアップを始めてきた。お昼ごはんを食べよう。

というわけで、近くにあった和食亭心で昼食をとることにした。

注文したのは天ざる。ざるそばと海老天2本、白身魚天2つ、オクラ天がついてお値段1350円。

海老天の中身がプリプリで中身が詰まっていてとても美味しかった、そばもコシがあって出汁の効いたつゆと絡めてすすれば疲れが吹っ飛ぶこと間違いなし!

室岩洞

そばを食べて一息ついたので次に室岩洞という採石場に歩いて向かうことにした。本来はバスとか使っていくんだろうけど、いかせんバスの本数も少なく時間も微妙に合わない。だから歩くのだ。

ニュースでよく見る海岸

室岩洞までは800mそれでいてそこそこ傾斜がある山道なのだが、そばパワーでなんとかたどり着いた。

室岩洞という看板が見えたら真横にとっても急な階段があるからそこを降りていく。
洞窟の中はまるで夏の職員室のような冷たさ、山道を歩いて火照った体に染み渡る。それ故、外になかなか出れずに30分ほど滞在してしまった。

すこしばかりのラピュタ感

避暑地としては最適なのだが、場所によっては足場が悪く順路が水没している箇所もあったり、コウモリがそりゃもうたっくさんいるまた、独特の獣臭さに似た匂いがするため少しの覚悟と勇気それとライトを持っていくのがいいだろう。

カラオケ

洞窟から帰ると時刻は午後3時を回っていた。雲見行きの最終バスは6時15分。それまでに夕飯を食べて必要なものを買っていかなければならない。おやつの時間だけれど夕飯を食べるかと思ったのだが、どこも準備中。オープンまで待たなければならない。かといってこれ以上外にいたら気がおかしくなりそうだったので、カラオケに行くことにした。

この日の最高得点。
曲は宇多田ヒカルの「荒野の狼」

私は別に歌がうまいわけじゃない。でもそれにしても微妙な点数。カラオケに久しぶりに行ったのもあるが、たぶんJOYSOUNDとは相性が悪いのだろう。

うん、そういうことにしておこう。

Tu-lu-lu。

夕飯は、Tu-lu-lu。というラーメン店でとった。

注文したのは、味玉ラーメン塩。お値段は900円

魚介系の出汁であっさりとした一杯。スープ画面によく絡んでいて一噛み一噛みしっかり味わうことができる。
チャーシューも分厚くて食べごたえがある。

気づいたらまくっていた。

今度こちらに来る機会があったらまた食べよう。

以上で、今回の松崎巡りは終了。ちゃんと終電に乗って帰ることが出来た。

頭痛

ここに来てからずーっと頭痛が続いている。偏頭痛持ちなので台風の接近とかこの頃ずーっと雨だったとか関係あるのかも知れないし慣れない土地で知らず知らずのうちに疲れが溜まっているのかも知れない。でも朝から晩までずーっと頭痛がするというのは少しやばいのではなかろうか?
記事を書いてる時も絵を描いてるときもずーっと痛いのでろくなものが浮かばないしかけない。気分も乗らないしこれは大問題だ。
なので、松崎巡りの途中で薬局によってEVEを買ってきた。これで調子が戻るといいのだけれど。。。

これまでとこれから

これまで
あらかたの観光名所を回って下見はOK。仕事もだいたい一人で完結させることができるようになってきた。
これから
PV撮影の本格化。仕事・風景のどこを切り取るか、ターゲットに最適化されたマーケティングを考える。
堂ヶ島リベンジ!!

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