ピースボート説明会に行ってきた
ピースボート説明会に行ってきた。ピースボートというのは世界一周クルーズを企画しているNPOの事だ。
学生ならだいたい120万から行くことが出来る。さらにピースボートのボランティア活動を行えば支払った金額が手元に返ってくるので実質タダでいくことも出来るらしい。この説明会に参加するにあたって他の世界一周クルーズを調べてみたのだけれど、120万で行くことが出来るというのはなかなか破格な価格だと思う。
迷い
説明会を聞き終え本屋ですこし立ち読みして帰った。
世界一周クルーズ。2,3週間前から手段の一つとして考えていたのだけれど、どうだろうか?
説明会に行ったからと行って世界一周に行くって心から行くと決めているわけではない。120万という数字はとてもリーズナブルな価格だと思うけれど、それでもこの数字は私にとって巨大すぎる。
一応、チラシ配りや内職を手伝うことによって支払金額が還元され実質タダで行くことも出来るのだけれど、それでも120万を一回支払わなければならない。
0円世界一周を目指してチラシ配りをするのは良いけれど、朝から晩までチラシを配ってそれに加えて旅費も稼がねばならない。出港は4月、ひと月前までチラシ配りをすることが出来るので今から数えて大体6ヶ月。半年これに費やして良いのだろうか?
それに、120万円分のチラシを配り終えたとしても、結局現金が120万円たまらなければそのチラシ配りに費やした時間は無駄になってしまう。
6ヶ月、私のアクティブ時間(AM8時〜AM1時)換算で大体3000時間。3000時間もあればたくさんのことが出来る。映画を900本は見ることが出来るし、小説だって300冊は読めるだろう。アウトプットだってたくさんできるはずだ。
そもそも、私は世界一周に行きたいのだろうか。私の休学の目的は「色々な経験を積んで、夢を見つける」ということだ。経験を積むという意味では世界一周以上の体験は中々ないのかもしれないけれど。
この一ヶ月間色々見てきてやってきて「私のやりたいこと・夢」わかったことが一つだけある。前々から薄々理解していたことではあるのだけれど。
私のやりたいこと・夢といったものはたぶん「私の頭の中のイメージを見える感じる遊べるようなソリッドにしたい」ということなんだと思う。
「イメージ」というのは、私の頭の中にある物語だったり風景だったり映像と言ったもので。
「ソリッド」というのはなにかの媒体である。それが小説であれ映画であれゲームであれ現実世界に存在する固定形になれば何でも良い。
もし、同じ120万で「映画を撮るか・世界一周に行くかどちらかを選べ」と言われたら、私は迷いなく映画を選ぶだろう。こんなに悩むことなんて無いはずだ。
もちろん、世界一周すれば一生の思い出ができるのは確かだ。私の大好きな映画や小説の舞台にだって行くことが出来るし数多くの経験を積むことが出来るだろう。それは日本にいるよりずっと刺激的なのだと思う。それに加え、世界一周という体験は休学以外には中々出来ない体験だ。せっかく休学したのだから日本を飛び出してみようという気持ちがないと言ったら嘘になるのだけれど。
これから
とりあえず、このまま家に居ても埒が明かない。ので東京へ行ってみる。刺激を受けるという意味でもお金を稼ぐという意味でも東京は良いと思う。
1〜2ヶ月の間、友人宅にお世話になる。結構、申し訳ないのだけれど。
今日はここでおしまい。