はじめまして休学
休学日誌10回目にしてようやく休学が始まった。今まではなんとなく「まだ夏休みだから」とか「休学期間に入ったら本気出す」みたいな理由をつけて逃げてダラダラしてたけどもう逃げられない。
休学が始まる前日、つまり夏休み最終日。布団の中で「明日から休学が始まるのか」とふと考えてしまって不安で頭が一杯になってしまいなかなか寝付けなかった。
これまでの私の人生には、なにかしら目標なり決められたルートがあった。そしてそれに沿って生きてきた。学校なら勉強をしなければならないし、長期休暇は宿題があった。もちろん誰からも指図されることのない自由な時間も勉強時間の倍ほどあったんだけれど、それは学生という枠組みの中に最初から組み込まれた元々形や色がある程度決められた説明書付きのパーツであって、今私の眼の前にある高尚秀麗な芸術品にもただのゴミにもなる形も色も自由な粘土のような代物じゃなかった。
心配事というのは一度考え出すと止まらないものでなかなか寝付けなかった。
あらためて休学
休学を迎えるに当たってあらためてこちらの記事を見返してみた。
この休学は、大学生活2年半、もっと言えばこれまでの人生で突飛なことをなんにもやってこなかった私の最後の悪あがきである。
ささえて休学
心配事と書いたけれど、休学を決めて後悔はしていない。なんだか矛盾しているように思えるけど、上の記事に描いた通りそのまま就職活動を進めていたほうが不安で押しつぶされていたと思う。
それに人生に心配ごとはつきものだ。昔、今と同じように悩みを抱えていた時なにかの掲示板かブログで見てずっと覚えている言葉がある。
10年前・5年前の悩みを覚えている?
どこかのサイトの誰か
正確な文章ではないのだけど、だいたいのニュアンスはあっているはずだ。
なにか悩んだりネガティブになったりした時、私はこの文を思い出して前に進む。20年も生きていれば大なり小なり色々な悩みを抱えるはず、でも人一人分のたいていの悩みなんてちっぽけなものだ。実際、この一文を知った時に抱えていた悩みを私は覚えていない。
5年後・10年後、今の休学・就職の悩みを覚えているだろうか?と私に問うてみる。たぶん、覚えていないだろう。まぁでも、これまでの人生で一番大きくて深い悩みなので生涯忘れることのない思い出になっているかもしれない。けれど多分いい思い出になっているんじゃないかなと思う。
そして、私の人生の支えつながりでもう一つ。
東京事変で「閃光少女」です。どうぞ
…ブログそっちのけで3回も聞いてしまった。
歌詞の全部が好きなんだけれど、特に
今日現在を最高値で通過していこうよ 明日まで電池を残す考えなんてないの
〜
私は今しか知らない 貴方の今に閃きたい
の部分が好きだ。好きなものを語りはじめるとときりがないのでそれはまた別の機会に、
そう、明日はどうとか将来がどうとか考える必要なんてなくて、今日現在を最高に全力で走り切ることが大事なのだ。今、全力を出しきらないならにどこで出すのだろう。
今、この一瞬をこの世界に焼きつけてみせること。それが大事だ。
なんだか、これを書いていたらとっても元気が出でてきた。なんで悩んでいたんだっけ
焼き付けて休学
閃光少女をまた2回聞いたところで、焼き付けて休学。
いままでの自分の内から人生を考え形作るなんてしたことがなかった。休学は自ら道を切り開く最初の一振りである。
そしてそれを自分に世界に焼き付けるため、休学日誌を書いていく。
たった一行の文が たった3分の曲が人に大きな影響を与える。人生という膨大な時間をたった数秒、数分の出来事が支えるこれってすごい不思議で素晴らしいことだと思う。
この休学日誌もそうなったらいいね